通学時間と運動能力は比例する!?

こんにちは!アローズジム名古屋です!

今回は実際にスクール生の親御さんとの会話から少し疑問に思った事を掘り下げてみようと思います。

愛知県は残念ながら2022年度まで(2020年のコロナ禍を除く)、小学生の体力テストの結果が8年連続最下位でした。。。
*2023年度は男子が最下位、女子が45位でした。。。
特に政令指定都市では軒並み下位に属していることが多いです。

この画像は、2021年時にニュースで報道された時のものです



特に名古屋市に住む生徒の親御さんとの話の中でよく聞くワードが、「家から学校が近いから、あんまり登下校に時間がかからないんです」という会話をよく耳にします。

もちろん学区内でも遠くに住んでいる生徒もいますが、近くに住んでいる生徒が多い感じがします。

では実際どうなのか、見てみましょう!

*今回は小学校だけ見ていきます。

これは、総務省が2015年に発表した可住地面積100㎢あたりの小学校の数になります。

都道府県最大値
95.25
最小値
4.94
平均値
21.42
合計
1,006.93
偏差値
単位[校]割合
1東京都95.25090.3173.839.4694.93
2大阪府77.18-18.0772.2455.767.6683.93
3神奈川県60.45-34.8055.5139.036.0073.75
4京都府34.42-60.8329.48133.4257.91
5愛知県32.80-62.4527.8611.383.2656.92
43青森県9.35-85.904.41-12.070.9342.65
44山形県9.32-85.934.38-12.100.9342.63
45岩手県9.21-86.044.27-12.210.9142.57
46秋田県6.65-88.601.71-14.770.6641.01
47北海道4.94-90.310-16.480.4939.97

上位5位が政令指定都市で独占しており、愛知県は5位に入っております。
このデータは名古屋市以外の愛知県の市町村が入っているので、名古屋市内だけでみると、100㎢あたりの小学校の数は69.24校に跳ね上がります!

実際、アローズジム名古屋の周辺半径1.5km以内に小学校が5,6校あります。
学区内に住んでいるほとんどの生徒は徒歩15分以内で学校に通う事が出来ます。都市部はどうしても人口が密集しており、ある程度の学校数がないと受け入れられる生徒の数が溢れてしまいます。

下位5道県をみると、面積が大きくなおかつ田舎の県が多いです(北海道は札幌は都市だが、面積が広いため)。
そうなると都市部より人口が少ないため、各学校の学区の範囲が広がる→登下校に時間がかかる生徒が増える→運動量が増える生徒が増える→身体能力が上がる生徒が増える、というサイクルが出来上がります。

*余談ですが、私も田舎(名古屋にかなり近かったが)に住んでいたので、小学校は片道徒歩30分ほど(中学校は片道自転車25分)かけて通っていました。特に中学時代は、自転車通学のおかげ足の筋肉はかなり発達したと思います!

このデータは2023年度のものになります

見て頂くと一目瞭然ですが、男子女子ともワースト5位までに入っております(特に男子は最下位です。。。)

これは、各都道府県別の登下校にかかる所要時間になります。
愛知県は38位タイですが、愛知県全市町村の平均になるので、名古屋市だけでみると、この通学時間より短くなる可能性が高いです。

上記の体力テストワースト上位の府県は軒並み通学時間が短い傾向にあります。

あとは、都市部の安全面の考慮などで通学時間が短くなるようにしているかもしれません。
一概にこれが全て体力低下につながっているとは言い切れませんが(学校の体育の授業数減少、部活動の活動時間減少など、他の要素も起因している可能性があります)、それでも通学時間が短い=運動時間が短いになります。

特に児童・思春期において適度な運動は体の成長に大変重要な役割を占めます。
身体的な成長だけでなく、心身共に成長する時期です。
このような思わしくないデータが増えることを私達アローズジムスタッフは危惧しており、少しでも子供たちの運動レベルの引き上げ、それに伴う心身レベルの成長に少しでもサポート出来る様活動しております。

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