脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は、加齢などにより頸椎や腰椎を傷め、高齢者に多い疾患です。
私たちの身体を支えている脊柱(背骨)は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨という25個の椎骨が積み重なり出来ています。椎骨には椎体と椎弓の間に椎孔と呼ばれる穴があいており、椎骨が積み重なる事によって、上下にトンネル状の空洞ができます。これが、脊柱管で、脊髄や脊髄神経などの神経の通り道となります。この脊柱管が加齢などによってだんだん狭くなる事で神経が圧迫されてしまう症状を脊柱管狭窄症と言っています。原因
脊柱管狭窄症は脊柱管の一部が通常よりも狭くなり、神経もしくは血管が圧迫されることが原因で起こります。
脊柱管狭窄症の多くは加齢により起こります。代表的な症状としては、下肢のしびれ、下肢痛、間欠性跛行(かんけつせいはこう)が挙げられます。最大の原因は加齢による狭窄と言えますが、姿勢の悪さや生活習慣(運動不足、喫煙、睡眠不足)からくることもあります。神経や血管への圧迫が原因となって発症するため、少しでも圧迫を改善できるような前傾姿勢をとると和らぐ傾向にあります。治療方法
大樹グループの鍼灸院接骨院は、脊柱管狭窄症の原因となる姿勢・骨盤の歪みを整えて根本から改善していきます。
腰や足に痛みが出ている方は、まず腰を中心に一度治療を行います。 腰の筋肉はとても硬くなり、本来の機能を失っています。しびれのエリアや強さなど触診などにより行い、ヘルニアの疑いがないかを調べます。骨盤や骨格の歪みがあればもちろん大きな原因の一つですからしっかりと矯正します。また、腰やお尻の筋肉が硬くなっていることから、手技により柔らかくしていきます。その他、症状に合わせて鍼灸治療や矯正施術なども合わせ、患者さまお一人お一人に適した方法で腰を正常な状態に戻し、症状を改善させていきます。