スポーツ外傷
スポーツ外傷は我々が力を注いでいる分野の一つです。プロ、社会人、学生、愛好家など、非常に多くの方々が来院されています。スポーツ障害はスポーツをすることが原因で発生するものです。自分のコンディションが良くないにもかかわらず、練習計画をこなすために無理なトレーニングを行ったり、自分の能力やコンディションを過信するあまり、自分の身体能力を超えたオーバートレーニングを行うことで、スポーツ障害のリスクはさらに高まります。スポーツ外傷は手術やギプスが必要なものもありますが、多くは保存的治療で時間の経過とともに痛みがとれ、治療やリハビリのプログラムを立てていきます。
オスグッド病(成長痛)

原因
骨の成長スピードに、膝周辺の筋肉の成長が追いつかず、大腿四頭筋という、太ももの前の筋肉がすねの骨(脛骨)を引っ張り過ぎることが主な原因です。走ったりジャンプしたりといった膝の屈伸運動のしすぎが普通に生活している時よりもすねの骨(脛骨)を強く引っ張ってしまい発症します。治療方法

上腕骨内側上顆炎(内側型野球肘)

原因
成長期の子供の肘関節は大人のようにまだ完成しておらず、過度な練習や無理な投球フォームが肘にかかる負担を大きくし、肘の内側の骨・軟骨が筋肉に引っ張られることによって骨・軟骨が剥がれ、肘の内側に炎症が起きて痛みが発生します。治療方法

ランナー膝(腸脛靭帯炎)

原因
マラソン競技やアスファルトなどの硬い路面で走ることにより、過度な負担が長期にわたり膝に掛かってしまうと、膝の外側と靭帯がこすれ合ってしまい、その結果ランナー膝を発症します。治療方法
