アキレス腱炎
アキレス腱炎の症状は激しい運動や活動を続けている方に多く発症します。
アキレス腱とは下腿三頭筋と呼ばれる筋肉の腱のことを言います。アキレス腱炎はマラソンやサッカー、剣道や陸上、ジャンプスポーツなどの競技者に多く見られるランニング動作やジャンプ動作の繰り返しによる障害で、スポーツ障害としては比較的よくみられます。ひどくなると足首を動かすときにきしむような摩擦音を確認することもあります。アキレス腱断裂に進行する恐れもありますので、早めの対応が必要です。原因
アキレス腱炎は運動やジャンプ動作でアキレス腱に負荷がかかることが原因で起こります。
運動時の繰り返しのストレスや疲労の蓄積によりアキレス腱に常に小さな断裂と再生を繰り返しています。この小さな断裂がアキレス腱炎の原因となります。運動で繰り返し負荷がかかった後に十分な回復期間をとらないと、アキレス腱の炎症が起こります。また、不適切なトレーニング方法やランニングフォームの乱れ、靴の不適合や扁平足など、足部変形も原因のひとつになります。朝起きた時や運動した後の歩き始めに痛みがあり、症状が進めば足関節の動きも悪くなります。治療方法
大樹グループの鍼灸院接骨院は、アキレス腱炎の原因となる姿勢や脚の歪みを整えて根本から改善していきます。
まずは運動を休み、患部を安静にしておくことも大事です。しかし、実際には運動を休んだりできないことも多いため、運動制限を指導し、施術も同時進行で開始します。痛みを抑えるためにアイシングを行い、痛みが引かせつつ、温熱療法や鍼灸施術で血行を促進していきます。また通常は治療開始から2週間程で痛みは軽減することも多いですが、運動内容の見直しや再発予防策の為にО脚矯正や骨盤矯正などで予防を行うことが大切です。アキレス腱炎を予防するには、運動前のストレッチや運動後のアイシングやケアで炎症を防ぐことが重要です。運動後のアイシングは炎症を防ぐために忘れないようにしましょう。