梨状筋について
梨状筋ってどこの筋肉? 梨状筋とは、脊椎の下部にある大きな三角形の骨(仙骨、または、尾骨)に伸びている筋肉です。
梨状筋の役割は、股関節の動きの中で外に開かせる役割を担っています。
梨状筋が硬くなってしまうと、お尻に痛みを起こしたり、側を走る坐骨神経を潰してしまい痺れが出てきます。
このような病気を梨状筋症候群と言います。
梨状筋が硬くなってしまう原因は、骨盤の歪みにあることが多くなります。 土台である骨盤が歪むことで、本来なら左右のお尻に均等にかかるはずの負荷が一方にだけ過度にかかってしまい、片方の梨状筋だけが硬くなってしまいます。
梨状筋を柔らかくするストレッチなどを行うことで股関節内外旋の可動性改善による怪我の防止に繋がり、また、坐骨神経への圧迫を防ぎ、腰痛を予防する効果も期待できます。
普段から長時間座りっぱなしの生活や長時間のお仕事をされている方は、梨状筋が硬くなってしまっている可能性があるので、これを機に普段の運動習慣を見直してみましょう!