整体の歴史
整体の歴史
◆整体の起源
今でも、中国整体のお店とかでは、推拿として整体行為を行っています。
また、気功整体というものもありますが、整体と東洋医学が密接なつながりがあるイメージがあるのも推拿が、中国起源だからではないかと個人的に考えています。
それから整体は各国に広がりましたが、なかなかうまく広がりませんでした。
昔は寿命が短く、戦争も多く、戦場医療が発達していきます。
衛生学や予防医学の発展とともに寿命が伸び、それに比例して整体の需要が高まりました。
この整体の需要が高まった時期にカイロプラクティックとオステオパシーという二大整体法が生まれたり、野口先生という方が整体という言葉を作った時期の関係で19世紀に入って初めて整体が始まったとも言われています。
◆日本の整体
日本の整体の祖といわれる野口整体の野口晴哉先生は昭和に入ってから整体という言葉を作ったそうです。(一説には山田信一先生が最初に使ったという説もある)
時は昭和18年、戦争も終わり、手技療法の法制化を目的とした組織、「整体操法設立委員会」の設立に携わり、その議長を努めました。
様々な整体を集めてその共通点を見出し、標準型としての整体操法をまとめあげ、昭和22年には指導者養成のための整体操法協会を設立。
療術会で中心的役割を果たしたそうです。
こちらは、今では野口整体と呼ばれ、長年今でも野口整体を行う人がいるようです。