この腰痛、なんだろな?
皆様、こんにちは!
こうも寒い日と暖かい日が交互に来るとお身体悪くしてしまいますよね??
また、腰痛を訴える方が増えてくるのもこの季節です!
その腰痛、単なる腰痛なの?と思う方も多いかと思います。
そこで、今回はよく間違えやすい「ヘルニア」と「狭窄症」について共有したいと思います!!
そもそも、正式名称は腰椎椎間板ヘルニアといい、骨の間にある軟骨(椎間板)が飛び出てきた状態のこ
とを指します。
飛び出してきたものが、神経を圧迫するのですが、多くの場合で左右どちらかに飛び出てくるため、症状と
しても、初期は腰痛が出ますが、その後には左右どちらか片足の痛みで、突然激しい痛みが出ることが多
いです。
好発年齢は20~40代の若年層に多いです。
一方、狭窄症は加齢や長年の負荷によって、脊椎全体が変形していますので、神経から見て前側にあ
る椎体(骨の柱)に棘のようなものが出来たり(骨棘といいます)、後ろ側の関節なども変形を来すように
なります。軟骨だけではなく、骨棘や、神経の後ろ側にある黄色靱帯という膜も、神経を圧迫している状
態です。
症状としては、長い間立ったり歩いたりすると足が痛んだり、痺れるようになります。(間欠性跛行といいます)
基本的には、座って休むと治まります。
好発年齢は60歳以上に多いです。
このように、それぞれの概要だけでも全く違う病態なんです!
自分のこの腰痛、どうかな?と少しでも思った方は是非一度ご来院ください!