こんにちは!
あおば鍼灸院接骨院植田店です♪
今日は、胸郭出口症候群について☆
腕神経叢が、頚部から上肢に至る間に、狭い間隙で公約を受ける絞扼性神経障害である。絞扼部で受ける力学的ストレスにより圧迫型と牽引型に大別できる。
特徴的な姿勢として、男性はいかり肩と女性に多いなで肩である。いかり肩となで肩は対照的な獅子絵であるにもかかわらず、なぜ同じTOS(胸郭出口症候群)で多くみあられるのであろうか。
①いかり肩の特徴
いかり肩では鎖骨は挙上し、肩甲骨は上方回旋・内転位となっています。さらに、胸椎も伸展位になり、上位肋骨は挙上位となっている。この姿勢は、重力によって上肢や肩甲帯が下方に引き下げられる力に頚部の筋群が過剰に拮抗しているために生じていると考えられます。そのため、頚部の筋が発達し、斜角筋軍は狭小化していることから、腕神経叢が絞扼されやすい状態となると考えられます。
②なで肩の特徴
なで肩では、頚部の筋も発達しておらず、いかり肩と比較すると腕神経叢が絞扼されにくいように感じる。しかし、臨床においてTOSと診断される症例は、青年期の女性で、なで肩であることが多い。
なで肩では、鎖骨は下制し、肩甲骨は外転・下方回旋位、胸椎は屈曲委となり、上位肋骨も下制される。いかり肩も重力によって、上肢や肩甲帯が引き下げられる力に過剰に拮抗していると考えるならば、なで肩は重力に負け、上肢や肩甲帯が下方に牽引されているととらえることができる。そのため、腕神経叢にも牽引力が加わり、絞扼されると考えられる。
いかり肩となで肩について今回はお話しをしました。詳しくは当院スタッフにお聞きください♪
胸郭出口症候群でお困りであればぜひご連絡下さいね(^^)/