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肩関節周囲炎について

こんにちは!今日は最近、患者様に多い肩関節周囲炎の夜間時痛についてです♪

いわゆる”五十肩”、主症状は疼痛と関節の可動域制限です。

急性期は痛みが強く、夜間痛を訴えることも多い疾患です。

肩が固まってくる(拘縮期)になると可動域を超える場合のみ痛みを訴えるようになります!運動療法が中心となりますが、必要に応じて肩に注射(肩峰下滑液包及び関節注射)を行います。

 

・夜間時痛の原因と対応とは?

夜間時痛の原因はいまだ明らかとなっていないが……①肩峰下圧の上昇、②上腕骨内圧の上昇の2つが関係していると考えられている。

夜間時痛の対応として下記の図のように拘縮した肩では可動範囲が狭いため、肩甲骨が固定されると肩関節は伸展される。さらに腕のポジショニングによって上腕は外に開くため(外旋)され、腱板疎部は伸張される。これを回避するためには、腕を支えるようにクッションを肘と腹部に置くようにすると、就寝時の夜間時痛が軽減する可能性が高くなります!

もっと、肩関節周囲炎のことについて知りたいと思ったら…ぜひ当院のスタッフへお聞きください!!!