ギックリ腰ってどういう状態?
強い痛みが特徴のギックリ腰
床の上のものを持ち上げようとして腰を曲げた時や、重たいものを持った時などに腰に強い痛みが出ることがあります。
こういった急性の腰痛症を一般に「ギックリ腰」と呼びます。
定義的には痛みが出てから4週間以内を「急性腰痛症」
3か月以上続いている場合を「慢性腰痛症」といいます。
ギックリ腰はの原因
レントゲン検査をしても異常所見が認められないことが多く
原因として筋肉や腰椎の後方にある椎間関節という背骨の捻挫、あるいは筋肉の使い過ぎによる炎症の2パターンがあります。
ギックリ腰になってしまった場合は?
まず痛めてから数日は強い痛みがあるのでとにかく安静に過ごしましょう。
熱を持っている場合は冷やしつつ、横向きで寝ていると楽になりやすいといわれています。
あまりにも痛みが強く眠れないような場合は整形外科で消炎鎮痛薬やブロック注射も選択肢に入ってきます。
2~3日経過し、多少痛みが落ち着き始めたら軽いストレッチや、体操を行うことがベストです。
このくらいの症状になってくると接骨院へのご来院も可能かと思います。
くわしく症状をご相談いただけたらと思います。
もちろん無理をする必要はありませんが、少しづつ動かしている方が早期の回復につながります。
痛みが治まったあとは?
再発防止のためにストレッチ、体操で筋肉をほぐしたいい状態をキープできるようにしましょう。
お仕事でどうしても疲れがたまる場合は、それに見合うケア(マッサージや整体など)を受けましょう。
冒頭にもお伝えをしましたが、腰痛にも「急性」と「慢性」の2パターンがあります。
本日このブログを読んでいただいている方には強くお伝えしたいことなのですが・・・
腰痛は治しきりましょう!
強い痛みが軽減し「よかった~」とほっと一息つくところではあります。
ですがそれは急性の激しい痛みが引いただけでである場合が多く
「腰が全く痛くない状態になりました?」という質問には
「まだちょっと残ってるけどだいぶマシ」
「少し違和感があるけど、もう平気かな」
と答える患者様が多いのも事実です。
それ治ってますか??
治ってはいませんよね。
慢性腰痛は姿勢不良や腰以外の痛みにつながることも多く油断大敵です。
急性腰痛→慢性腰痛→時が流れて→また急性腰痛
そもそも疲れている状態は変わっていないわけですから、その点を良くしていかないと何度でもギックリ腰になってしまいます。
身体の状態を見直して根本から改善をしていきましょう!
お体の不調を少しでも感じている方はお早めにご相談ください。